2003年度

公開講演
Werner Philosophisches Denken als Weg zur Erlosung.
Gabriel Ein interkultureller Vergleich
シンポジウム「科学技術時代おける悟りと救い」
小出 五郎 科学技術システムの功罪
横山 紘一 科学的知と仏教的智
K.リーゼンフーバー 作成的理性と意義の了解
木村 清孝 仏教的思惟の可能性

――華厳と禅を中心に――

シンポジウム「仏教と臨床心理学」
北山 忍 文化と自己
田中 康裕 近代人の「受苦」としての「自己実現」

――ある中年女性の事例を通して――

恩田 彰 仏教と心理学

――心理臨床への適用――

研究発表
杉岡 正敏 九鬼とユングにおける偶然論の比較
和田 義浩 プラトンと北村透谷

――世界の二元性と恋愛の問題をめぐって――

吉田 杉子 F.ハスチンとA.スミスの説くスペクテイター概念の比較考察
川端 伸典 内村鑑三とルター
寺田 ひろ子 ゲーテとへーゲル

――「自由」という理念をめぐって――

高橋 誠一郎 司馬遼太郎のトルストイ観

――『坂の上の雲』と『戦争と平和』をめぐって――

松岡 幹夫 宮沢賢治の共生倫理観における

法華経信仰と真宗信仰の相互浸透

角田 玲子 親鸞史料:『歎異抄』と「恵信尼消息」における宗教的伝統についての比較思想的考察

――なぜ軟異抄論は多く書かれるのか――

側瀬 登 道元と波多野精一における時間構造

――非連続の連続性――

相楽 勉 構想力と行為的直観

――三木清と西田幾多郎における行為論の意義――

宮野 真生子 九鬼周造とハイデッガー

――実存概念をめぐって――

今村 順子 「詩」をもつこと

――シモーヌ・ヴェイユと鈴木大拙――

 name 後期西田の自然哲学

――二十世紀物理学と後期西田の場所的論理――

槻木 裕 空へと至る基本的“論理”と矛盾率
鈴木 一男 「所有」再考
半田 栄一 宗教と科学の進化・統合

――東洋の宗教とユング心理学の持つ意味――

甲田 烈 <常に・すでに>と<逆対応>

――宗教体験のモデル化をめぐって――

田中 かの子 宗教史の縁起性と啓示性

――その識別から還元までの多次元的時間について――

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