第33号 2006年
特集 宗教における『信』の諸相
飯田 篤司
竹村 牧男
月本 昭男
鎌田 繁
研究論文
三宅 浩
トマス・テイラーにおけるプロティノス受容に関して
――Enn. I, 6, [1]において――
島田 外志夫
岩脇 リーベル 豊美
ニヒリズム克服への仏教および異文化解釈
――ニーチェにおける身体性へのパースペクティヴ変換――
保坂 俊司
禅とイスラム神秘主義における共通性について
――神秘主義思想からの考察――
福田 喜一郎
半田 栄一
モラルとスピリチュアリティー
――中世日本人の美意識と自然観を通して――
片山 文保
芥川龍之介とラカン的「構造」
――「地獄変」をラカン的に読む――
小濱 聖子
鈴木正三と白隠慧鶴の比較思想の試み
――現世における報恩観をめぐって――
吉村 均
自力の菩提心・他力の菩提心
――チベット仏教から見た親鸞の教え――
橋 柃
Das Feld des Zwischen ― Quantenphysik
und ihre Aspekte zur neuen Seinsdynamik