2016年度

パネルディスカッション「思想としての生命 第3回」

渡辺 恒夫 フッサール現象学による幼少期の自我体験の解明から輪廻転生観へ
浅見 洋 田辺元における死者と生者の実存協同について
冲永 宜司 生死の矛盾をつなぐ生命――3年間を総括して

シンポジウム「再考・日本人の思惟方法」

基調講演

永井 晋 形而上学としての比較哲学
岩野 卓司 共同体と贈与をめぐる日本的思惟の深層――宮沢賢治の場合――
木岡 伸夫 <あいだ>を開く思考――近代日本哲学への視座
竹内 整一 「おのずから」と「みずから」のあわい

研究発表

髙橋 勝幸 中村元著『東洋人の思惟方法』から見えてくるもの
釜土 祥二 自己と善――チャールズ・テイラーと西田幾多郎
木瀬 康太 普遍から個別へ――西田幾多郎によるキェルケゴール理解と「自己」についての思索――
喜多 源典 「実践哲学の根柢」に関する一考察――西田幾多郎とキルケゴール――
護山 真也 仏教認識論とエナクティブ・アプローチ
近藤 伸介 「水槽の中の脳」をめぐる唯識的考察
藤坂 大祐 経験の内在的原理についての一考察――根本的経験論と超越論的経験論の比較を通じて――
鈴木 正見 「私の死」についての一考察――サルトルと法然――
増田 敬祐 和辻倫理学における個と全体の構造――近代的個人概念の超克とその課題――
石田 恵理 大森荘蔵の「立ち現われ」とウィトゲンシュタインの「アスペクト知覚」について
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