2019年度

PDFはこちら

パネルディスカッション「世界哲学をリードする日本哲学」

張 政遠 中国と台湾の日本哲学研究
フェリペ・フェハーリ 地球の反対側における日本哲学:ブラジルでの東洋思想との出逢い
ロマン・パシュカ エキゾチックと未知の間:東ヨーロッパから見た日本哲学研究の意義と課題

シンポジウム「西田幾多郎と鈴木大拙――比較思想の視座から――」

基調講演

木村 宣彰 西田幾多郎と鈴木大拙――親鸞という交差点――
横田 理博 ショーペンハウアーとの関連から見た西田幾多郎と鈴木大拙
水野 友晴 「世界」と「霊性」―世界形成と平和の問題をめぐって―
大熊 玄 E.フロムと鈴木大拙―戦後東西思想の影響の一側面―

研究論文

中嶋 優太 西田哲学とヴント心理学の「直接経験」――その無基体的性格について――
坂本 慎一 近代真言宗の教学における西田哲学の受容とその関係性
村松 晋 戦後無教会キリスト教と西田哲学――「無信仰の信仰」の提唱に着目して――
胡 婧 十九世紀中国における霊魂と身体の問題
――譚嗣同『仁学』における「心」の概念をめぐって――
阿部 旬 バウムガルテンの『美学』の再評価――俳句との融和性を通して――
宮嶋 俊一 教典と共同体――比較教典研究の可能性について――
川里 卓 ベルクソンと柳宗悦の芸術批評における身体性と宗教性
太田和彦 予測と対処とは別の仕方で未来を想像することの正当性
―和辻哲郎とアンリ・ベルクソン―
近藤 伸介 ベルクソンと唯識が語る苦の源泉
増田 隼人 習慣概念とその意義を巡る比較考察
――ギルバート・ライルとフッサール、メルロ=ポンティを中心に――
石 瑩 九鬼哲学の「自然」思想に関する一考察――老荘思想との比較を通して――
酒井 真道 瞬間(刹那)と可分性・不可分性
――現代形而上学のstage theoryと仏教の刹那滅論――
比較思想学会へのお問い合わせは、 お問い合わせフォーム よりお願いします。