2012年度

シンポジウム「和辻哲郎と比較思想」
基調講演 田中 久文 和辻倫理学における間文化性――倫理学を中心に
田中 美子 経験に根ざす思想
廣澤 隆之 和辻哲郎の仏教理解
清水 正之 具体的普遍と特殊の間
――和辻哲郎と比較思想 
 
研究発表
太田 和彦 ハイデッガー道具論および和辻風土論の環境思考への寄与
――〈最適動線〉概念の導入――
田島 樹里奈 「死の哲学」と「不可能なもの」
――田辺元からJ・カプートヘ――
冲永 宜司 矛盾と偶然――形而上学的次元のふたつの相――
森村 修 「種の論理」におけるメタフィジックス
――ドゥルーズ哲学から見た田辺の実践哲学――
湯川 敬弘 西周「哲學」の成立に見る比較思想的思想
斎藤 真希 法然と親鸞の人間観の相違
吉村 均 ナーガールジュナ(龍樹)の理解を基盤としたチベットと日本における仏教の展開
岩崎 陽一 情報の信頼性の問題をインド哲学から考える
今村 純子 伝統と創造――シモーヌ・ヴェイユと加藤周一――
堀 邦雄 キッチュを論じた三人の欧米知識人
――ブロッホ、グリーンバーグ、エリアス――
比較思想学会へのお問い合わせは、 お問い合わせフォーム よりお願いします。