2001年度

シンポジウム「21世紀の倫理とその基盤」

河波 晶 東西における道徳思想について
――とくにカント倫理学と仏教の戒思想との対比を通じて――
松本 耿朗 共生の方法としてのイスラーム倫理
佐藤 貢悦 儒教的倫理規範の再構築に向けて

研究論文

菅 基久子 真理への回帰と自然―心敬とアイヒュンドルフの詩論
谷 寿美 ソロヴェヨフにおける仏教的観点
稲垣 久和 宗教的実在論と公共の哲学の形成
山口 廸彦 母権的ロマン主義の比較思想的受容史
――バハオーフェン、イェーリング、ウェーバーにおける原型的思惟――
欠端 寛 広池千九朗の比較法研究の根底にあるもの
板橋 勇仁 時ならざるものの倫理
――V.ジャンケレヴィッチと西田幾多郎――
木内 陽一 篠原助市教育学と朝末三十朗の西洋哲学史研究
浅見 洋 西田における生命論の宗教的背景とその展開
――仏教儒の生命観の受容と生物学との対話――
柴野 博子 ディルタイの解釈学と西田幾多郎の芸術論
津田 眞一 終末論的実在の「弁証法」と自然法爾
――行の必然性の問題から見た、バルトと親鸞――
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